形のあるようでいて、形のないものを片づけるのは、なかなか難しいなと思います。
そんな“思い出の品”の片づけ話を、noteで書きました。
【思い出の持ち方】
デジタル化して保存ができるものだと、物量を減らすという点では、ハードルが下がるのかな?
だけど、私が手放したもの――昔の小説原稿や、演劇の脚本は、
やっぱり、私には、手放してよかった思い出でした。
手放すといっても、忘れるとか封じ込める、とかじゃない。
過去の栄光の証明、みたいに持っていたものを、経験として消化しきる感じ。
物が物として存在しなくても、
私が今ここに生きていれば、体現できるはずのものを、
物質として持ち続けることを、手放す。ですね。
思い出って、おもしろいです。
同じ物を持っていたとしても、私にとっては明日への枷になり、
別の人にとっては、明日への力になる。
思い出を、どうやって持つか。
思い出を生かすも殺すも自分次第だな。
と、片づけを通して、思うのです。