人と比べないって、何て楽なんだろう!
と、感動しています。
習い始めたばかりのスイミング。
私は泳げません。腕と足を動かしたら、なぜか沈みます。
上達したかと言えば、いまひとつ進歩は感じられない状況。
けれど、もともと体育全般が苦手だったので、「できなくてあたり前」という意識で臨んでいます。
泳げないのが私の普通で、それを責められたり笑われたりすることもない。
いつまでにできるようにしなければならない、という期限もない。
進路や収入に影響する評定もない。
ただ泳ぐことだけ、自分が頑張ることにだけに集中できるんです。
なんて楽しいんだろう!
上達感がなくても続くのは、この「自分に集中できる」環境のおかげかもしれません。
なかなか泳げるようにはならなくても、頑張れているし体調もよくなったから、気長に取り組めています。
「人と比べない」「比べるなら、過去の自分と」というのは、自己肯定感を高める上でも、育児の中でもよく聞きます。
理解しているつもりでした。
でも、実体験としてガツン! と感じると、尋常ではない衝撃です。
気持ちひとつ、環境ひとつで、こんなに物事を楽しめるなんて知らなかった。
学校ではできなかったことでも、今なら何だってできそうな気がするぐらい、楽しいです!