ささぶち ひろみ さんのグループ『自分の世界を作り出す』で、
デジタルコラージュを楽しんでいます。
【私とコラージュ】
写真は、3枚とも、私の中にある“愛”を表現したものです。
1枚目は、わかりやすい形にのせたもの。
2枚目と3枚目は、ハートを使わない表現を探ったもの。
アイコンや標識のような、誰が見てもある程度伝わるものの奥には、
千差万別の感受性が、息づいているんだな…と、改めて感じました。
私にとっての“愛”って、
“正反対。真逆。矛盾。を、ありのまま受容し、見えないものを存在させるもの。”
だったんですね。
それが、1枚目の奥に隠れていた、私の“愛”の゙感性で。
「わかりやすく」という表皮を剥いだら、2枚目と3枚目のような世界が出てくる。
心の襞をめくっていくのは、難解な文章に似たおもしろさです。
#それを難解なまま表現するのも好き
#再び簡単に表現し直すのも好き
私の場合は、文章が得意分野だからこそ、
「言葉として出てくる時点で、言葉としての形ができている」
状態なので。
言葉になる前の混沌としたものを、そのまま拾い上げて感じるのには、
ビジュアルのほうが、たぶん適している。
だけど、私の技量では、目や心に映るように、写真を撮ることができない。
自分の中に描かれているイメージを、絵では再現できない。
その点、コラージュは、すでにある素材を並べて作ることができるので、
心にある、言葉になる前のものを、私がいちばん表現しやすい方法なのだと思います。
言語と、非言語が、溶け合う感覚。
それは、自分の内側と外側、私と世界との境界線が、ぴたりと合わさる感覚でもありました。
コラージュ、すごく楽しいです!