素直で頑固な、娘と私

お母さんのアンガーマネジメントを読みながら、ふと気がついたのですが。

こういった育児書を読んで、「いい母親にならなきゃ」と気負うことは、ずいぶん減ったように思います。

きちんとしなければ、できるようにならなければ、ではなくて。

自分と子どもたちが心地よく、幸せに過ごせるように。

合う方法があれば、試してみたいな。

そんなスタンスで、情報と向き合えるようになりました。

「こうならねばならない」から抜け出したから、本に書いてあることを、気軽に「やってみよう!」と思えるようになったのかもしれません。

私が読んだ本は、娘もほとんど読んでいます。

でも、実際に試すことはしないんです。

先日はこちらをめくっていたので、気になるのがあったら、やってみれば? と言うと、

「いや~、無理」

即答でした。

「だって、常識的に考えて、自分をほめるとかできないし、他の人にどう思われるか…」

昔の私より頑なです。

やっぱり、頑固な私の影響を受けて育ってきたんだなあ、と感じさせられました。

素直な子だから、自分の親に育てられたように育てた私のもとで、もろに昔の私のように育ったんですね(笑)。

自分が思い込んでいることに対しては、実に頑固です。

「お母さんは、すぐ感化されるよね」

と、苦笑いされましたが。

確かに、ひょいひょい試してみるところは、私の素直さなんですよね。

そんな私の娘だから。

私のように、自ら動き出したときには、劇的に人生を変えるのではないかな、と思います。

今は辛いときもあるかもしれないけれど、そうして成長する姿を、楽しみに見守っているね。


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