服を買うのが面倒だ

布ライナーが傷んできたので、買い替えました。

今度は和柄。

以前のメーカーさんが見つからなくなっていたので、新たに探しました。

服の買い替えも、あれからさらに紆余曲折ありながら、ようやくフィットするものに出会い、落ち着きました。

でも、探して注文したり、試着したり返品したり、リサイクルに出したり処分したり…いろいろ疲れたなあ。

季節が変わったので、子どもの服も買ったんですが。

上は中学生から下は幼児まで、男女混合となると、それぞれの好みとサイズでいくつも店を回るのが面倒です。

通販サイトでさえ、あちこちで買うのは、受け取る荷物の数も増えるし手間がかかる。

ひとつで全部、終わらないかな。

それかせめて、この店のこれ! っていう定番で、ずっと回せないかな。

自身の経年変化は楽しみですが、それに合わせてファッションを楽しむにはほど遠い心境です…。

だけど、似合わない服を着て過ごすのは、嫌だ。

つまるところ私にとって、自分の外見を好きでいるためのファッションは、大事だけれど。

服を選んだり挑戦したり…の、遊びしろとしての優先順位は、低いということかな。

法則を探せ!

それなら、同じ服を着て過ごすというシンプルさは、私には正解のように思います。

30代とは少し変わった今のマイルールは、

  • 肌に直接触れるものは、綿素材
  • 気軽に洗濯できて、縫製がきちんとしているもの(日本製が多い)
  • トップスは白、ボトムはベージュ、小物は赤で、靴は3色のうちのどれか
  • 鎖骨が半分ぐらい見えるVネックかクルーネック
  • トップスはお腹回りのラインを出さず、なおかつヒップを隠さないもの
  • ボトムはぴったりサイズで、ミセス向けの細身タイプ

こんなところ。

でも、これはあくまで、40歳のマイルール。

10代も20代も30代も、また別の基準で選んでいましたから、これからもマイルールの見直しは、定期的に必要になるのでしょう。

どうやら、それが面倒だと感じている原因のようです。

新しく似合うスタイルを見つけたときの嬉しさは、経年変化を楽しめているような気もするけれど、そこに至るまでの過程は、決して好きではない。

子ども服にしても、幼児から学童へ、学童から大人へとサイズが変わるときに、面倒くささが頭をもたげます。

それまで毎年定番で買い替えていたものを、新しい領域で見つけるまでが、大変なんですね。

――が! 生きている以上、変化して当然だし、アップデートも必要なので。

普遍の法則というか、指針のようなものがあれば、乗り切れるかもしれない!

で、考えてみると…

キーワードは「心地よさ」

肌触りとか、素材そのものも、もちろんなのですが。

まず、自分で自分を見ても嫌にならない服装でいることは、女性としての生きやすさです。

自分に合った、無理のないファッションだと、身も心も暮らしやすい。

汚れないように…と気を遣いながら過ごすより、「洗えば大丈夫」「ダメになったら買い替えればいいや」って思える方が、のびのび動ける。

袖丈や裾が家事の邪魔にならないようなデザインの方が、過ごしやすい。

服のウエストがずれてきたり肩が下がってきたりするのを、いちいち直しながら生活しなくてもいいサイズ感が、着やすい。

全部、「心地よさ」だなあ、と思うのです。

そのときどきの自分にとっての「心地よさ」がわかる感性を磨いておけば、変化や過渡期にも、右往左往せずにすむかもしれない。

漠然とした解決策しか出てきませんでしたが…。

ひとまず、意識しておくことにしよう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする