14歳からの政治入門(池上彰)

「政治」って、わかりにくいイメージがあって、苦手でした。

政治経済の単元は、いつもテストの点数が悪かったっけ。

知るべきこと、必要なことだとは思いながら、向き合えなかった政治の世界。

こういう子ども向けの本が、私には合っていそうです。

すごくわかりやすい!

今の政治の仕組みを学ぶ前に、「そもそも政治とは何か?」という、根本から考えることができます。

世の中のルールや、選挙の意味。

政治家の働きや、政治に必要なお金の話。

知識としての言葉だけではなく、実際に自分たちが政治をどう知り、関わっていくか。

そんなエッセンスがぎゅっと詰め込まれた、入門書のような1冊です。

この本を読んで初めて、昔習った「小選挙区比例代表並立制」というものを、理解することができました(笑)。

政治家を、よくわからない人種のように感じていた私でも、身近なひとりの人間として捉えられるようになります。

ひいては、政治を「誰かがしてくれるもの」ではなく、「自分たちがしていくもの」だという意識になる。

帯には、

この本を読んだら、すぐに投票に行きたくなります。

と書かれていましたが、本当にその通り。

「よし、政治家になろう!」とはいかないまでも、政治に無関心ではいたくないな、と思えました。

子どもたちにも、ぜひ読んでほしいです。

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