「あるがまま」を考える・2

子どもが、少し体調を崩して、早退してくるとき。

心配して、予定や計画を全部キャンセルして延期して、しかもそのおかげで、すごく忙しかったり大変だったりして。

当の本人は、明らかに熱があったり、下痢や嘔吐があったり、ぐったりしているわけではなく。

帰ってきたら、めちゃくちゃ元気になるとき。

――ありますよね?

「何でやねん!」って、関西人じゃなくても関西弁で盛大にツッコみたくなります(笑)。

子どもってそんなものだと思うけれど、家に帰って安心してくれているんだからいいことだけれど、元気で何よりなのだけれど!

義家族や先生に対しては、やっぱり「不調の理由」を探したくなってしまいます。

親も子も、園や学校も悪いわけじゃないのに、うまく説明できないから。

でも、本当は、理由なんていらなくて。

さっきは確かにしんどかった。今は元気になった。

それだけのことで、それでいいんですよね。

フラットな気持ちで、帰ってきた子どものそばにいることが、「あるがままを受け入れる」なのかなあと思います。

前回は、子どもの性格的な面から考えていましたが。

日々の状態も、「あるがまま」の毎日でいいのだと。

帰るなり元気にはしゃぐ子どもを、苦笑混じりに見つめています。

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