子どもが、少し体調を崩して、早退してくるとき。
心配して、予定や計画を全部キャンセルして延期して、しかもそのおかげで、すごく忙しかったり大変だったりして。
当の本人は、明らかに熱があったり、下痢や嘔吐があったり、ぐったりしているわけではなく。
帰ってきたら、めちゃくちゃ元気になるとき。
――ありますよね?
「何でやねん!」って、関西人じゃなくても関西弁で盛大にツッコみたくなります(笑)。
子どもってそんなものだと思うけれど、家に帰って安心してくれているんだからいいことだけれど、元気で何よりなのだけれど!
義家族や先生に対しては、やっぱり「不調の理由」を探したくなってしまいます。
親も子も、園や学校も悪いわけじゃないのに、うまく説明できないから。
でも、本当は、理由なんていらなくて。
さっきは確かにしんどかった。今は元気になった。
それだけのことで、それでいいんですよね。
フラットな気持ちで、帰ってきた子どものそばにいることが、「あるがままを受け入れる」なのかなあと思います。
前回は、子どもの性格的な面から考えていましたが。
日々の状態も、「あるがまま」の毎日でいいのだと。
帰るなり元気にはしゃぐ子どもを、苦笑混じりに見つめています。