今日、オンライン朝活に参加していて、
「なんでSNSをやってるの?」
っていう話になりました。
私がいま、こうして文章を書くのに、
非公開の日記じゃなくて、SNS投稿を選んでいる理由は、
ふと目に飛び込んできた、知らない人の言葉に、
生きる勇気や希望をもらうことがあるように、
私の投稿を読んだ見知らぬ誰かが、
「もう一日、頑張ろう」って思ってくれたら、
誰かの希望になれたら、嬉しいから。
でも、それは、
「人の役に立ちたい」というような、崇高なものではなくて。
例えるなら、広い海で、すれ違った船の上から、
「おーい!」って手を振りあう感覚に近いです。
お互いに「ここにいるよ」と伝えあい、
今日の海の青さを共有するような。
お顔の見える、仲良しのひと、知っているひとに届くのは、もちろん嬉しいのだけれど。
それだけにとどまらず、自分がどこにいても、まだ知らない誰かに出会うことができる。
簡単に繋がれる世界で、緻密に張られた伏線が、物語を紡ぐ。
奇跡みたいな必然が、あちこちに転がっているSNSの世界が、おもしろいんです。
私が本屋さんを好きな理由と、ちょっと似ています。
そこらじゅうに本があって、どんな本にでも出会える場所で、
自分が手に取る、一冊の本との縁に、わくわくする。
その本を書いたひとが見ている景色を、本を通して、私も見る。
書き手の世界と、読み手の世界が、つかの間混じりあってゆく。
そうして私が、あなたの投稿に出会うように。
あなたが、私の投稿に出会ってくれたら。
あなたの心の本棚の、片隅にそっと収まることができたら。
とても幸せだなあ、と思うのです。