ささやかな大人の自由

ちょっと嫌なことがあって、気分転換したいな、と思ったとき。

私は運転免許を持っているから、車でふらっと出かけることができます。

ひとりの車内でカラオケ大会をしながら、どこかに行くこともできます。

子どもよりも遣えるお金が多いので、飲み食いすることも、買い物することもできます。

無限ではないにせよ、子どもの頃の自分と比べて、明らかに「選択の自由」が多い。

ストレスがたまったとき、そうして気分転換を図れるのは、大人だからできること。

それだけの手段を、子どもはまだ持ち合わせていない。

物理的に限られた中でのストレスマネジメントは、大変だろうと思います。

わが子たちは「大人は大変そう」というイメージが強いようで、あまり将来への希望や願望が見えません。

親として、もっと楽しい世界を子どもたちに渡せるように生きたいのですが、まだまだ足りないようです。

けれど、どんな社会に生きるにせよ、こうして気分転換の手段が増えるというだけでも、大人になってよかったと思えるよ。

勝手気ままではなくとも、責任を伴う自由は、楽しい。

気の向くままにおやつを買うことだって、できるからね!

この間「マラサダ」というお菓子を買いました。

初めて聞く名前だったので検索してみたら、ポルトガルが起源の、ハワイで有名な揚げドーナツだそうです。

自分のスマホを持って、好きなことを好きなときに調べることもできる。

ささやかだと思うかもしれないけれど、自分で選べる大人の自由は楽しいよ!

子どもたちに、声を大にして伝えたいです。

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