美しい彼(凪良ゆう)

年末年始の読書は、こちらでした!

【美しい彼(凪良ゆう)】

本編3冊&番外編1冊、読みましたー!

ライトノベルは、久しぶり。

BLも、何年ぶりだろう…?

「神様のビオトープ」「わたしの美しい庭」で、

凪良ゆうさんの描く世界が、きらめく水底に似た、透明感のある美しさだな…と思った、

その源流に、触れた気がしました。

さらさら、きらきらと、穏やかに中流をゆく小川ではなくて、

もっと上流から、勢いよく湧き出して、むきだしの岩肌に、濡れた光を与えるような世界。

滑らかな読み心地を、軽い味わいで文章にするって、すごいなあ。

あと、登場人物がことごとく、ギャップ萌えなキャラクターで、楽しく読みました!

傲岸不遜・傍若無人に見えて、実は誰よりも何よりも愛されたい、美しい彼と。

キング・オブ・ネガティブが、1周まわってもはや俺様な、実はイケメンな彼と。

2人のかみ合わなさが、きゅんとして好き。

#ネガティブキングの思考回路が理解できてしまうあたり

#同類の匂い…!

当事者たちは山あり谷ありなのだけれど、お姉さんな読者としては、実に微笑ましくて。

真っ白な未来に、何だって描けそうな勢いが、眩しいなって思いました。

#今度は凪良ゆうさんを語る会を

#リクエスト開催します!

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