うちの子どもたちは、「弱い」と言われることがあります。
ある一面だけを見れば、確かにそうなのかもしれません。
初めてのことには、飛び込むより尻込みすることが多いし。
「私が!」「僕が!」と、前に出ていくタイプでもないし。
ほかの子が気にしないようなことも、あれこれ気にしたり、細かくこだわったりします。
けれど…いちばんそばで見ている私は、「弱い子」とは感じないんですよね。
敏感だけれど、弱くはない
いろんなことを、敏感にとらえているとは思います。
それゆえに、慎重になったり、こだわりが強くなったりするのだろう、とも。
でも、じゃあ「できない」のかというと、そうでもなくて。
ほかの子と同じように、望まれるタイミングではできなかったとしても、きちんと向き合ったり、やり遂げたりする力を、我が子たちは持っています。
赤ちゃん時代ならいざ知らず、ただ庇護されるだけの存在ではないのだと。
それどころか、逆に私を支え、守ってくれていることすらあるのです。
子どもたちは、何ができてもできなくても、大丈夫。
ずっと見ていて、信じられるようになりました。
このようなことも、頭ではわかっていたつもりだったけれど。
最近ようやく、実感を伴うようになりました。