先日、悩みのような愚痴のような相談事を聞いていました。
本人の気持ちにも共感しますし、話に出てくる人の立場になってみると、そちらにも共感します。
で、脳内が「あちらを立てればこちらが立たず」の一人芝居になり、何と答えればいいのかわからなくて。
細心の注意を払って寄り添いながらも、どっちつかずの中立的な言葉を返していました。
今までの私は、話し相手に同化しがちで、主観的に聞いていましたが、今回はわりと客観的だったような気がします。
目の前の相手だけでなく、あちこちに共感したら、視点が増えて主観的ではなくなるのかな。
共感の集合体は、「集合体である」と認識できた時点で、客観的視点に変わるのかもしれない。
――言語化が難しいけれど、この引っかかりの感じは覚えておきたくて、書いてみました。