数秘術裁判から、10日ほど経ちました。
外側から見ての劇的な変化はないけれど、だからこそ、私の内側で変化したところを記録しておきたい!
ということで、簡単にまとめます。
でも長い(笑)。
①自分の行動基準がはっきりした
旦那さんが理解できない、私のことを理解してもらえない。
どれだけ歩み寄ろうとしても、平行線でい続けることに疲れたゆえの「まあいいか」に落ち着いていた私。
もちろん、それで改善したところもあれば、解決していないところもあり。
楽になったところもあれば、失望したところもあります。
それは私にとって、「受け入れる」なのか「あきらめる」なのか、どっちつかずでモヤモヤしていた部分。
そこが、整理できた感じです。
ここは受け入れて、ありのままでよし! ここはあきらめたくない!
ひとつひとつが明確になると、納得して動きやすくなります。
今までは、平行線のしんどさから逃れるための、後ろ向きの動きだったものが、
「それでも並んで歩いていく」ための、前向きな“並行線”への動きになるんですね。
で、旦那さんに対して以前と同じ行動で働きかけても、私の内側が違うから、相手の反応も変わるわけです。
まさに「互いの勝利条件」を導く「裁判」「調停」だ…!
さらに、中崎さんの数秘術観点からのヒントがつけ加わることによって、
「ここはもっと言ってもいいのか」「この価値観なら言い回しはこっちか」
と考えながら動けるので、不要な言葉尻の衝突を防ぐことができて、本質的なコミュニケーションに近づけます。
②「課題の分離」がうまくなった
アドラー心理学でいわれる「課題の分離」ができていない状態だと、たとえば私がやりがちな、機嫌の悪い相手の機嫌をとろうとする、とか。
必要以上に子ども自身の問題に踏み込み、過干渉な親になってしまう、とか。
「共によりよくありたい」と思えばこそ、一歩間違えば大きなお世話で、夫婦の適度な距離感を失いかねません。
そんなときに、数秘術的にそれぞれが抱える問題を知っておくことで、
「ここは私がクリアするべきところだな」「これは相手の問題で、忖度するところじゃないな。見守ろう」
と、一度冷静になることができます。
ここに関しては、夫婦=大人同士よりも、親子=大人と子どもの関係に、より有効かもしれない。
誤解を招かないようにつけ加えると、「数秘術裁判」の鑑定は、心に当たるも当たらないも、その先どうするかも、依頼者次第で。
“占い師に言われるがままに”の行動になるわけではありません。
対談で受け取るのは、大きな納得と、小さなきっかけです。
その数秘術からの観点を、自身がどのように活かして「和解」するか。
なので、完全攻略本ではなく、ヒント集として、すごく役立つと思います。
③未来が見えてきた
家庭内での夫や妻、父親母親としてのあり方は、やはりお互いに育った環境の影響が色濃くて。
なんだかしっくりこないんだけど、自分の親はこんなだったし…旦那さんがこれを望んでいるなら…
そんな私に、思ってもみなかった配役を提案していただいたのが、新鮮でおもしろかったんですね。
で、そのひとつである「旦那さんにわがままを言って、叶えてもらったらめちゃくちゃ喜ぶ」を小さく試してみたら、私自身がすごく楽しかったんです!
2人で過ごすことには、まだこんなに楽しむ余地があるんだ!
というのを味わうことで、今まで曖昧だった夫婦の未来像が、新しい形で想像できるようになりました。
どうせなら、未来にわくわくがあるほうが、絶対に楽しい!
④「強みを活かす」を実感できた
今まで、自己理解を深めたくて、個人鑑定や才能プロファイリング、ストレングスファインダーなどを受けさせていただきました。
ただ、それを具体的に日常に活かすというのが、なかなか難しくて。
知識と暮らしをうまく繋げられなかった部分が、旦那さんと新たにコミュニケーションをとっていくうちに、
なんとなく「もしかして、これ?」って感じる瞬間が出てくるんですね。
考えてみれば、他者との関わりを通さないと、そもそも強みも何もあったもんじゃないんだから、
今までうまく結びつかなかったのなら、自分の行動が広がらなければ、実感なんて湧くわけがなかったのに。
そんな簡単なことに、ようやく気づけた次第です。
⑤「声を出す練習」を始めた
こちらは、完全に想定外の副産物。
今回の対談では、Stand.fmを使わせていただいたのですが、
普段聴いているラジオに、自分の声が入っているのが、とても不思議な感覚で。
こんなに簡単に、向こう側(発信者側)に行けるのか…と、びっくりしたんです。
私は「話すことが苦手」で40年ちょっと生きてきたのだけれど、もう絶対、そのまま過ごしていい時代じゃなくなってる!
本気でそう感じたので、自分が苦手な、
- 第一声が喉に引っかからないように出す
- 気持ちを表す適切な言葉を、頭の中から早く引き出す
といった、スムーズなリアクションや会話ができる回路を、ちゃんと体に通しておけるように、
考えたことを声に出す練習を始めました。
やってみると、また新しい気づきや実感が出てきて、おもしろいです。
まとめ
「自分が変わると世界が変わる」というのは、何度体験しても、本当に突き抜けるような気持ちよさがあります。
体験する方法はいろいろあるけれども、「数秘術裁判」は、そのきっかけを作りやすく、変化を感じやすいのが魅力だな、と思いました。
短期間で劇的に、どうにかなったわけではない。
でも、確実に変わっている。
この実感が得られると、人間関係が、いよいよおもしろくなってきます!